システム開発とは
はじめに、いまからチャレンジしようとしているシステム開発という事実について、明確に説明できるようになる必要があると考えました。
システム【system】には、体系、系統、制度、組織、方式、方法、コンピューターを使用した情報処理の仕組みや機器装置という意味合いがあります。
システム開発とは系統組織だった方法や方式をコンピュータを使用して処理する仕組み全般を意味するとしてよいのではないでしょうか。
もっとわかりやすくすると、パソコンを使用して業務改善や効率化を計り、旧来の方法では実現が困難であったものを、プログラム言語とデータベースやサーバーなどを設置して、改善や効率化を計る電子的な制作作業とでもなるでしょうか。
【システム開発とアプリケーション/ソフトウェア開発の違い】
システム開発とは身近なところにたくさん存在しており、会計システムや在庫管理システム、業務管理システムや人事管理システムなど枚挙にいとまがありません。
また、類似する言葉でアプリケーション開発やソフトウェア開発などという言葉がありますが、どのように違っているのでしょうか。
これも明確な区別はありませんが、一般的な感覚でいうと下のようになるでしょう。
『アプリケーション開発/ソフトウェア開発』アプリ、ソフトウェアといった、ひとつのプログラムの仕組みのみを指す場合。
WordやExcelのみをアプリケーションもしくはソフトウェアと呼び、ソフトウェアを制作すること
『システム開発』業務改善や効率化を計るためのプログラム開発およびハードウェア選定や設置など。
商品や製品の管理を行う、在庫管理システム
規模がプログラムだけでなく大きめなものをシステム開発といい、プログラムだけをすることをアプリケーション/ソフトウェア開発といったニュアンスでよいでしょう。
これでシステム開発というものを、明文化できました。